長女が、2進数や16進数の意味がよく分からないというので教えてあげた。わかってみれば簡単なことなので、「なんだそういうことか」となった。すると、それに興味を持って聞いていた次女が2進法の意味が分かったようで、大きな声を出して数え始めた。そして、10万を越えたあたりでかなり達成感があったようで、自慢げに長女に報告していた。
お風呂に入ってもまだ数を数えていたので、「そこのシャンプーやボディーシャンプーのボトルは全部で何本ある?」と言ったら、「5本」と10進法で答えた。「では、それを2進法で数えると何本でしょう」と聞いてみたら、こんどは悩み始めてしまった。「さっき数えていたのと同じにすればいいんだよ」とヒントをあげたら、「1,10,11,100,101、ひゃくいっぽん!」と見事正解。
次女はお風呂を上がるとき、体をバスタオルで拭いてくれている妻に向かってその問題と答えをを偉そうに解説していた。それを聞き終えた妻は、「それじゃ[101回目のプロポーズ]ってのも大した数じゃないわね」と言った。