クルミの実

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クルミの実だいぶん実が膨らんだ。多分オニグルミ。
ところで、僕が子供の頃に習った縄文時代は狩猟の時代ということで、例えば挿絵は、弓矢や石斧を持った縄文人が集団でシカやイノシシなどを追いかけている様子が描かれていた。服装も毛皮だった。そして、弥生時代になって稲作が伝わりようやく人々が定住するようになった。というものだった。
しかし、三内丸山遺跡が見つかった頃からだっただろうか、縄文人も定住していたということに変わってきて、今では、栗や胡桃などのナッツ類の果樹園を造り、しっかり農業していたというように説明されるようになってきている。挿絵も、土器で何かを煮ているような絵だったり、服装は麻などの植物の繊維を編んだ布の服が主流だ。
というわけで、きっと縄文人たちは、河原などにクルミの木をたくさん植えて、実をたくさん収穫して貯蔵し、毎日食べていたのかもしれない。今は胡桃も栗も結構高いから、そういう意味では贅沢な食生活だ。