職場の先輩Ｉさんと連れ立って行ったのは、「水門」という岡谷にある鰻の名店。Ｉさんお勧めのお店だ。中央道を諏訪で降り諏訪湖の南岸を通って、到着したのは、まだ11時半だった。それでも大きな店内には人がずいぶん居て、我々が座ってからも次々と人が入ってきていた。三連休の後の平日だというのに、人気店というのはすごいものだ。
メニューは安い方が鰻丼で、高い方が鰻重になっており、僕らは鰻重の特上と肝焼きを注文した。肝焼きは写真を撮る前にうっかり食べ始めてしまった。鰻重は二段重になっていて、上の段には蒲焼が2枚、下の段には鰻重が盛られていた。タレはかなり甘め。鰻は蒸さずに焼くだけの関西風。美味しい。パリッとした皮と弾力のある肉は、関東風を食べ慣れた僕には新鮮だった。
その後、日帰り温泉に立ち寄って温まり、年度末の忙しい時期に二人の休みが合って実現した小旅行は、のんびりして楽しいものになった。
