ヒメムカシヨモギ

暑いのが続くのもうんざりするが、ここまで曇り空と雨降りが続くと嫌になる。今日は朝から雨が降ったり止んだりの天気だった。どうせなら、ということで、雨降りの中を長靴を履いてカメラを提げて散歩に出かけてみた。NikonD7000に、今はなきKenkoマクロテレプラスとAi-Nikkor50mmF1.8sを付けてみた。これを首に下げるとなかなか重たいのだが、撮影のための散歩だと思えばたいしたことは無い。ときどきテレプラスを付けたり外したりするのだが、これが面倒くさくてしかも面白かったりする。
家からちょっと行ったところにある空き地で足が止まってしまった。ここは「雑草天国」で実に面白い。これは明日以降にすることにして、今日の日記には帰り道にあった草の写真を掲載した。ヒメジョオンとよく似た感じの茎が途中から枝分かれし、直径2?ぐらいの小さな見栄えのしない花がどっさりついている。図鑑で調べてみると「ヒメムカシヨモギ」というもののようだ。

典型的な「雑草」だな。これが生えていたのは、すでに人が住まなくなって数年経ったような廃屋の庭だ。人が居なくなった小さな家を覆い隠すように雑草が元気に生い茂っている。特にヒメムカシヨモギが目立っていた。近所の空き地からは100mも離れていないのだが、植生がかなり違う。何故なのかはわからない。個人的に、廃屋にはキク科の雑草が実に似合うと思っている。