トリケラトプスの歯化石

白亜紀の大型草食恐竜「トリケラトプス」はとても人気がある。映画ジュラシックパークにも出ていた。
この化石は個人蔵。と言っても個人とは僕のことだ。左側の平らな部分が歯の上面(上の歯ならば下面)で、植物をすり潰して食べたと考えられている。白亜紀当時は、現代の雑草の代名詞のようなイネ科の植物はまだ無い。とは言え、ジュラ紀あたりから出始めた現代につながるような植物が少しずつ繁殖していたという。一方、かつて隆盛を誇ったシダ植物は衰退していたようだ。これらをゴシゴシとやって食べていたのだろう。
今日から職場が「夏休み対応」と言って学校が休みになる時期に対応したイベントとシフトが組まれている。この化石もその一環で展示しているのだが、小さくて見てもらえるかどうか。