紅葉と煙突

煙突というものは、特に西洋では何かとと物語の題材になったりといろいろある。例えば我々に非常に身近なものに「サンタクロース」がある。「ロミオの青い空」というのもある。ガシャーン、ガシャーンとしっかりと鍵をかける印象のある西洋の家に置いて、煙突は外の世界と丸腰で空気がつながっている珍しい箇所なのだろう。同じく空気がつながっているとしても、鍵穴では人が入れないが、昔の煙突は掃除の都合もあってか概ね人が通過することができる。それが、家庭内と危険や幸福が行きかう交差点になっているという意味なのだろう。
すっかり寒くなってきたこれからは、煙突が活躍する季節になった。