冬の山村

廃校になった中学校の建物に勤務している職場の元後輩を訪ねた。急峻な山に囲まれた山村はひっそりとしており、山肌には雪が残っていた。当人の顔は明るく、ちょっと太ったでしょと頬のあたりを触りながら出てきた。古民家と言う程では無い程の古民家を借りて住んでいるとのことで、今度飲み明かしましょうと誘われた。僕の方は年齢のためか酒に弱くなったので、飲み明かすのは無理かもしれない。元気なのでホッとした。