界目の表示

近所の細い通りにたくさんの道路鋲が打たれている場所がある。前にも掲載したが、今日はちょっと様子が変わっていたので新しい写真を掲載する。上の写真で、ピンク色の矢印が示しているのは鋲だけのもの。黄色の矢印が示しているのは鋲の他にシールが貼られているもの。

左の一番上の写真がその様子だ。法務局という字と数字が書かれた楕円形のシールで、黒い色の接着剤でアスファルトに貼り付けられている。道路の真ん中やかなり端っこなので自動車のタイヤには踏まれづらい場所ではあるが、なんだかやがて剥がれてしまいそうだ。もう少し歩いた所で、今度は同じシールが別の取り付けられ方をしている鋲を見つけた。左の2番目の写真のように、鋲にひもを挟み込んでそのひもにシールを貼っているのだ。これも長持ちしそうに無い。この違いはどういうことなのだろう。何らか、Aの場合にはBの取り付け方、Cの場合にはDの取り付け方という具合にマニュアルがあるのだろうか。それとも、この鋲打ちシール貼りの作業をやった人によって取付の流儀が違うのだろうか。面白いな、と思って下ばかり見て歩いていたら、左のような表示を見つけた。道界と書かれた山梨県の表示があり隣に法務局のシールが貼られているもの。境界とかかれた表示の上に法務局のシールが貼られたもの。道界と境界はどういう違いだろう。境界の表示は道界の表示とよく似ているから山梨県と書かれていそうなものだが、それを隠すように法務局のシールが貼られている。横に貼るのとどういう違いがあるのだろうか。マニュアルか、流儀の違いか。多角点という表示もあった。これは真鍮と思われる金属で作られているちょっと豪華版。