木賊峠から

昼食を食べ、のんびりと過ごしてから思い立った。そして出かけた。どこへ行くというのでもなく、とりあえず昇仙峡の方へ単車を走らせた。去年、観音峠へ行く道は工事のために通行止めになっていた。それからそのまま冬になってしまった。今日はどうだろう、そう思って行ってみたら通行止めは解除されていた。早速登った。そしてそのまま木賊峠まで足を延ばした。昼過ぎになってでかけてもこんな山奥まで来られるのが甲府に住んでいる良さだ。単車を降り、エンジンを止めると、エゾハルゼミの鳴き声が聞こえていた。涼しさと虫の声に気分を良くし、20分も休憩した。単車を走らせると山の上の空気はまだやや冷たかったが、もう夏だ。