キボシカミキリ

出勤のために玄関を開けて外に出ると、アパートの階段にキボシカミキリがいた。クワなどを食べるというから、養蚕が盛んだった明治大正の頃の山梨県にはどっさりと棲息していたことだろう。朝の低温にじっとしているのだろうか、写真を撮る間は全く動かなかった。このままでは誰かに踏んずけられてしまう恐れありと判断し、体の2倍以上の長さのある触角を掴んで壁へ居場所を動かしておいた。