剪定

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梅園には剪定された枝がたくさん重ねられていた。剪定された木の方は随分寂しくなっていて蕾の付いた枝が殆ど無い状態にされていた。最初は、兼業の農家さんが会社の仕事が忙しくて時機を逸してしまったのだろうかと思ったが、何処の梅園もそんな様子だから、皆が皆そのように時機を逸してしまうのも変な話だ。とすると、剪定はこの時期に行って気を丸裸にしてしまうのが正しいのだろう。理由を考えてみると、去年の葉や根が貯め込んだ栄養を今年の実のために使われるのを避けて、その先の実りのために温存させるためなのかなと。それから、木の健全とのためにはこれから暖かくなって木が活発になる時期である今頃が良いのかなと。