M81,M82

乾燥注意報が30何日も続いているなんていうことを書いたとたんに雪、それからはろくに晴れない日が続く。さて星でも見に行くか、と思ったらこの調子だ。僕の場合何かとこんな感じでタイミングを逃していることが多い。きっと極度に勘が悪いのだ。周囲の誰と誰が仲が悪いとか、付き合ってるとか、そういうことは特に気付かない人だから、ときどき恐ろしく間抜けなことを言ってしまったりしているようだ。
話を元に戻すと、ようやくの晴れ間が昨夜だった。昼ごろからだんだん晴れだして、夜には星空になった。赤道儀を組んで星の写真を撮った。でも、薄雲が掛かったり消えたりで、条件は決してよくなかった。それでも風が弱く気温も低くなかったので星見日和ではあった。
この2年で急激に目が悪くなった。北斗七星にある二重星のミザールとアルコルが分離できなくなってしまった。若い頃にはこれが分離できない目が信じられないというほど当たり前にくっきり分離していたので、僕にとってはショックが大きい。
写真はその北斗七星のすぐそばにある系外銀河のM81とM82、NGC3077。渦巻きがM81、葉巻型がM82、右下の小さいのがNGC3077。いい景色だ。