高分子ポリマー

次女が地域のお祭りで買った仁丹ぐらいの大きさの小さな粒粒を水に入れると、どんどん膨らんでビー玉ぐらいの大きさになった。光が当たって美しい。
その正体は紙おむつの中身や保冷財として有名な高分子ポリマーだが、こんなふうに子供のおもちゃにまで登場している。高分子ポリマーは、なかなか利用用途が多いようで、砂漠の緑化のために上空から撒いたりなんていう使い方を雑誌で見たことがあった。たまにしか降らない雨や朝露をしっかり溜め込もうというものだそうだ。実際にうまく行っているのかはよく知らない。
それから、高分子ポリマーを使った土嚢も製品化されているという。普通の土嚢は持ち運びが大変だが、高分子ポリマー土嚢ならば現場までは小さく軽いままで持っていけるから良い。そして現場で水につければ大きく重くなって土嚢の役割を果たす。役目が終わったときは放っておけば軽く小さくなり、どこかで再び使用することが出来る。すごいなあ。