シロツメクサと芝生

公園の芝生は冬枯れて黄色くなった。そこにロゼットで冬を越すシロツメクサの葉色が目立っていた。冬の芝生で遊ぶと、芝の枯葉が服にびっしり付いてしまってやっかいだった。母親からは「よく払って来なさい」と言われたものだが、怒られたという印象でもない。土の上で遊んで泥をつけて帰るよりも芝のほうがましということだったのだろうか。もしも全面シロツメクサの場所があったら芝も付かずにきれいに遊べたかも、とも思う。ただし、犬の糞は見落としやすかったかもしれない。