トロピカルな花

近所の家の生垣に咲いていた花。直径が8?ぐらいもある大きくて目立つ花だが、園芸種だと名前を調べる気にもならない。
ところで、昨日はサッカーの世界ランキングを基にいろいろと数字で遊んでみた。しかし、そもそもこのFIFAの世界ランキングというのが実際の実力を反映しているのか否かが怪しい数字だ。マスコミでは金科玉条のように扱うこの数字だが、これはFIFAが発表しているからこそ金科玉条になるわけで、マスコミもそれには責任を持たずに済むから安心して使えるわけだ。
かつて、ジーコジャパンの頃に、日本は世界ランキング10位以内目前まで迫った時期があった。当時は国際試合を勝てばランキングが上がって行くような算出方式だった。その頃の日本は積極的に国際親善試合を重ね、アジア選手権でも優勝しワールドカップ予選も世界で一番早く突破した。それで日本の順位は鰻登りに上がって行った。そんなに強いのか? と思わせてくれたりもしたのだが、この順位は実際の強さを反映したものでは無いということで、算出方法が変更されるという出来事に繋がったことがあった。それ以後は相手国の順位が重要になった。つまり、勝った相手の世界ランキングが高ければ順位が上がるが、弱い国とやって勝っても順位はなかなか上がらない。これで一見公平になったようにも思えるが、実はこれがアジアの国にとってはランキングが上がらない原因にもなってしまった。だって、アジア選手権で勝ってもW杯アジア予選で勝っても順位が上がらない。ヨーロッパ各国は順位の高いチーム同士で戦い合っているから順位が上がりやすい。こうして日本は世界ランキング61位というとても低い順位でワールドカップに臨むことになった。お陰で相手がみくびってくれた。