チューリップ

20190419232109

チューリップが咲いてからもうひと月近くが過ぎた。子どもの頃、僕に限らずどの子供たちも、花を描くと言ったら必ずチューリップだった。しかも真っ先に書くのは赤いチューリップで、それが子供たちにとって花の基本だった。今の子供たちはどうなのだろう。娘に聞いてみたら、マーガレットみたいに花弁が周りにあるやつだと言っていた。そう言われて子供たちの絵を思い出すと、なるほどスイセンなどのように花をこちらに向けて花びらが4枚とかそれ以上が囲んでいるような絵を描いていた。僕らが描いたチューリップは花が上を向いた形だった。そういう変化がいつ頃どのようなきっかけで起こったのか知りたくなった。