赤富士

正月三が日に一枚も富士山の写真が無いというのは目出度さに欠けると思い、今日は夕方ちょっと出て撮ってきた。これなら家からお手軽にとったものと違って電線が写っていない。富士山の姿は、最近の雨が無くて強い風の日が多い天気のせいで益々地肌が見えてきた。その分、溝にはたっぷりと雪が充填されているだろうから、富士山の輪切りをしたらギザギザのギヤのような形でなく切り株のように丸くなっていることだろう。切り株と言えば断面も大切だが、何年か前に小御岳火山よりも古い先小御岳火山の存在が発見されているから、外側の新しい順に新富士、古富士、小御岳、先小御岳の層が年輪のようになっているかもしれない。