雪道の徒歩通勤

 一昨日の10時過ぎから降り出した雪は、夜遅くになってようやく止んだ。
 翌朝は大分積もっていて、歩道は除雪されていない場所もあろうかと10年以上前にホームセンターで購入したスノーシューズを履いて行った。スポーツシューズメーカーから出ているスノトレなんかと比べると格安で、その上軽くて冷たく無くて滑りにくいので、年に何度かの雪の度に重宝していた。そして、昨日の通勤も愛用のスノーシューズを履いて積雪も何のそのという感じでさっそうと出掛けた。案の定、歩道にも車道にも雪がたっぷり残っていて、それを踏んで歩いて行った。
 ところが、100メートルぐらい歩いたところで、何だか左の小指あたりが冷たくなった。どうしたのかな、と思って見てみると、2センチほどゴムがパックリと割れて亀裂が入っていた。同じような亀裂が右にもある。僕はそれ以後すっかりおじけづき、スノーシューズを履いているくせに雪のない場所を選んで歩く羽目になった。
 写真は帰り道。まだまだ雪が残る中、朝の水気で冷たい靴を履いて家路を進んだ。