オオムラサキ

オオムラサキ、たぶんメス。オスは青い色が目立つが、この固体には青いところが無い。
オオムラサキは日本の国蝶と言われる。子どもの頃に持っていた幾つかの図鑑にはそう書いてあった。せっかくの機会なので、あらためてネットの辞書で調べてみた。国蝶について記載の無い辞書もあるが、大辞林では「1957 年(昭和 32)日本の国蝶に選ばれた。」としていた。法律か?、いや、国旗ですら法律で定められたのは10年そこそこ前ってところだから、僕が子どもの頃に国蝶を法律で定めたと言うことは無いだろう。
もう少し調べてみたら、朝日新聞掲載「キーワード」という辞書に次のように書かれていた。「日本昆虫学会が1957(昭和32)年、国蝶に選んだ。環境省レッドデータブックでは準絶滅危惧に選定されている。」
なるほど。