まるい地球

今日の午前中、街中へ出かける用事があった。良く晴れた青空を見上げるとビルの上に地球儀のようなものがある。以前からその存在はあたりまえに分かっていたのだが、それについて考えてみたことはなかった。今日はあらためて眺めてみた。鉄骨で作られている。その組み方は地球儀に描かれている経線と緯線そのもの。そして赤道の周りには大きな帯が掛けられている。鉄骨で囲まれた地球儀の中には何かの塊が見える。塊の役目は何だったのだろうか。これが作られたのはいつごろだろう、1970年代前半ぐらいなのかなと思うのだが誰かご存知だろうか。地球儀の中身は何をしていたものなのか誰かご存知だろうか。
ところで、地球儀を支える鉄骨が見た目には貧弱に感じるが大丈夫なのだろうか。大地震の記憶が濃いだけに心配になる。
数十年も前、甲府の街が今よりもずっと賑わっていた頃、この地球儀はどんな姿をしていたのだろう。ギラギラ光を出しながらグルグル回っていたのだろうか。日本の国も元気で、中心市街地も元気で、若者も子どもも多くて、将来に不安など大して感じなかった時代の、、、、、今はこの地球儀もペイントが剥げ落ちずいぶんと疲れた姿であるが、何か言いた気に見える。