アメリカセンダングサの花

花は見栄えがしないし、種は知らぬ間にずうずうしくズボンや靴下に纏わりつく。しかも取りづらい。びっしりくっついていることに気付いて、腹を立てながらその場で取ったら、普通はその場で捨ててしまう。そのときはそれでほっとするが、実は思う壺、来年はそこが占領地になるのだろう。アメリカセンダングサは嫌いだ。人に例えると「生きる力」がある人となるかもしれない。でも、だからといって好きなわけではない。人をいろいろなな生き物に例えたり、反対に例えたりして考えてみると、案外その人の本質を見たような気になってくる。