法面の道

職場の建物の西側は、駅の方へと続く斜面になっており、法面に沿って車1台分ぐらいの幅の道がある。夏には木の葉が繁るので1日中日蔭のようになる。10月もまだまだ葉はたっぷりあるので薄暗い。たまに昼休みの散歩をすると、いくつも蚊に刺されてしまう。
それでも、朝からエクセルの数字のばかり見ていた脳には心地良い場所だ。写真の左側はクヌギやコナラの森、右側は木がほとんど無い斜面で、季節を追うごとに生えている草が替わって面白い。「面白いなあ」と思ってカメラを向ける。カメラの液晶画面を見つめながら寄ったり引いたりして写真を撮る。
休み時間を追えて仕事に戻ると、再びエクセルの数字を見つめる。結局、仕事中も休み時間も液晶画面を見ているわけだ。