冬の藤棚

鞘からはもうとっくに種が落ちて無くなっているのだが、空になった鞘が螺旋状によじれてぶら下がっている。これまで、強い風の日が何日もあっただろう。強い雨の日もあっただろうし、大雪も降った。でも、なんとも無かったように頼りない感じでぶら下がっていて、風を受けてくるくるやっていた。