元旦の神社に出ていたあんず飴店には、様々なバリエーションの雨が並んでいた。僕が子供の頃にもみかんやパイナップルはあったが、近頃はカントリーマアムまでバリエーションに加えられていた。そんなものもやがては普通なものになるのだろう。
この夏、僕が子供の頃には麦茶に砂糖を入れて飲んでいたと言ったら、妻が驚いていた。妻が驚く傍で次女が好奇心をもたげ飲みたがった。飲んだ次女は「うまーい」と言ったので僕はほっとした。僕も何十年ぶりに飲んで懐かしい気分になった。それ以来、次女はときどき砂糖入りを飲んでいる。僕があらためて思ったことは、近頃主流の水出しの麦茶は、かつての茹で出すタイプよりも薄いということ。砂糖入りの麦茶には濃い目の麦茶が良い。
