伐採地の夏

20200620204808

20年ぐらい前に比べると、山が伐採されている様子をよく見るようになった気がする。かつては、山に手が入らなくなり山が荒れている、と言われた頃があったが、近頃は丸太を積んである場所も見るし、新しく苗木が植えられた伐採地も見られる。
最近流行りの紙のストローのせいだろうか。僕にはあの意味がよく分からない。プラスチック製のストローは環境負荷が大きいから紙のストローに変えましたという話を見聞きすることがこの数年多くなった。もっとずっと前には、割り箸を使うのは自然破壊につながるからマイ箸を持ち歩こうなんていう奇妙な流行があった。割り箸は駄目なことで紙のストローは良いことなのか。割り箸は木を割っただけで使えるが、紙のストローを作るには原料になる木だけでなく、たくさんの燃料と水、接着剤などが必要だ。当然、環境負荷というやつは大きかろうに。