山が見える坂道

おとといが「雨水」、今日は雪ではなく雨だった。明日は冷え込むと言っていたが、もう先月末のような冷え込みにはならないだろう。機構が温むのは良いのだが、そろそろ憂鬱な3月になる。
今朝は床屋に行った。僕は元来、床屋に行くのはあまり好きでは無いので、行けばその時の注文でかなり短く刈ってもらいそれから先は三か月ぐらいご無沙汰する。今回もきっとそのぐらいの間が空いていただろう。午前中の内に行ったこの所続けて行っている安い床屋には、もう既に5〜6人の先客が順番を待っていた。そのどの人も老人だった。平日の午前中なので子供がいる訳も無いのだが、それにしても見渡した感じの平均年齢は70歳を超えていそうだった。やはりこの国の老人化は深刻なのか、と憂慮した自分も、鏡に映ったその顔を見れば白髪が卓越し所々の皺が深くなっていた。