米倉山のPR館

今日は僕も仕事が休みで子どもたちとも休みが合った日だった。どこかへ遊びに行こうと言っていたのだが、家族はよく寝ている。僕だけ5時台に目が覚めてしまい、新聞を読んだりネットを見たりして、家族が起きてくるのを待っていた。新聞には関越道で発生した観光バスの事故のニュースが大きく取り上げられていた。
やがて妻が起きて朝食を出してくれた。朝食の話題、子どもの話題、天気の話題など、休日の平凡な会話をしていると、次女が起きた。長女が起きるまでにはそれからしばらくの時間がかかった。おでかけするはずの日は既に半分近くが過ぎてしまった。
何処へ行くかの議論で時間を食った結果、結局いつものようにバドミントンやサッカーボールなんかを持って車に乗り込んだ。まずは、昼の盛りを過ぎていた近くのファミレスに寄って昼食を食べ、曽根丘陵公園に向かった。その途中、妻が米倉山のソーラー発電PR館が開館しているはずだと気がついた。

小さな駐車場と小さな建物があった。展示室は二部屋あって、映像と写真パネルが中心の展示となっていた。面白いのは最初の部屋で、球状のスクリーンに内側から映すタイプの映像装置があった。言い方を替えるとスクリーンが球状になっていて真ん中にプロジェクターがあるリアプロ。そこには、SOHOなどの太陽の映像が映される。更に、地球の地形や海流、雲などの地球の様子を投影したり、火星や木星などの太陽系の天体を選んで投影することもできる。これはかなり面白い。地球の雲の様子や木星の雲の様子は動画で投影されている。もう一つの部屋は床が双六になっていて、娘二人はそれを楽しんでいたが、負けず嫌いの次女は最後の方になると決まってズルをしていた。長女はそういうことにいちいち腹を立てなくなっている。
公園でバドミントンとサッカー。1時間ほど遊んだだろうか。いつもは誰もいないバーベキュー場が満員だった。芝生にも遊具にも多くの人がいた。ジュースの自動販売機も並んで待つほどで、いくつも売り切れのジュースがあった。僕はここに来ると何故かドクターペッパーを飲みたくなるのだが、幸いこれは売り切れていなかった。安近短で過ごした家族は多かったようだ。
遊び疲れたためか、朝の必要以上の早起きのためか、僕は家に帰ったとたんに座布団を枕にして眠ってしまった。