アンプ

もう2ヶ月も前のことになってしまうが、アンプが壊れてしまった。それも引越しの数日前に。引越しを機会に買い替えなさいと言わんばかりのタイミングだった。
長年使ったアンプが壊れてしまった。壊れたのは写真下の「Victor A-X55」で、大学を卒業し就職して最初の給料で買ったもの。その前から稲田堤にある「audio Union」に通い品定めをしていた。この機種は「Dinamic Super-A」という回路が搭載されていて、数年前に話題になっていた。それを中古で買ったわけだ。電源を入れると数秒後に「キン」という音がしてスタンバイとなる。DENONのレコードプレーヤーも買い、LPをこれも中古でいろいろ買って聞いた。もう四半世紀ものつきあいだ。引越し前、「キン」の音のタイミングが遅くなったな、と思ったのだが、ついに「キン」の音がしなくなり、音を出さなくなってしまった。
引っ越してきてからはテレビやDVDの音をテレビ内臓のしょぼい音で聞き、CDはCDラジオで聞いていた。一ト月ぐらいして春休みの職場の喧騒が去り、気持ちがちょっと落ち着いたところで、ようやく新しいアンプを購入した。新しいと言っても今度も中古だ。今回買ったのは「audio Union」ではなく「HARD OFF」で、甲府盆地内にある数店舗を見て回った。
せっかくでかい画面のテレビもあることだし、今度はAVアンプにしようということで物色していたのだが、中古のAVアンプの場合HDMI端子が付いている機種は割りと高めで、付いていない機種だと高級機でも安く買える。椅子に座ったままものぐさにリモコン操作したい僕としては、HDMIはぜひとも欲しい機能だった。それで僕が買ったのは、YAMAHA「AX-V565」(写真上)というもの。普及価格帯の機種だが、7.1ch仕様で、YAMAHA得意の「CINEMA DSP」という機能もついていた。
買ってから一ト月経ったので感想など書きたいところだが、オーディオアンプと違って機能が多すぎて覚えきれない。とりあえずは2chで聞いているが、スピーカーを増やして7.1ch化したいものだ。