2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大屋根の向こう

軽トラが止まる農家の大きな屋根の向こうを見ると、隠れて居た富士山が雲の上に頭を出した。 この時期の服装はなかなか難しい。3月までは厚着していれば何とかなったが、花が咲くころからやっかいになる。脱げばよいとも思いがちだが、案外それが荷物になっ…

カラスノエンドウとクモ

カラスノエンドウの新芽を眺めていたら、新葉を束ねているクモがいた。

鯉のぼり

と言っても、横につなが渡してあるだけなので昇らない。清里へ登る国道の手前にある長沢集落の名物。 仕事が今日は、良く晴れた陽気に誘われて単車で出かけた。山の方へ行ったので、新緑の場所とまだ目が出ない場所とが標高によって違うのでその対比が面白か…

ホトケノザ

昨日の「ヒメオドリコソウ」とは、属まで同じ種類になる。葉っぱの形はまるで違うが実は近縁だということ。確かに花の形はよく似ている。人間でいえば親戚同士で鼻の形が似ているようなものか。その属名はオドリコソウ属という。となると、ホトケノザの方が…

ヒメオドリコソウ

同じ春の草にオオイヌノフグリなどと、なんとも有り難くない名前を付けられている花があるというのに、この草は飛び切りの良い名前を付けられている。カタカナでなく漢字で「姫踊子草」と書いてみると更に良い。 ヒメオドリコソウは明治時代にヨーロッパから…

道祖神

和田町や小松町では季節ごとの習わしがよく守られていて、例えば道祖神もあちこちにあってお祭りなどが行われる。

河口湖北岸より

この時期の富士山見物はなかなか難しい。先週は途中で雨が降ってしまった。今日は、朝は曇りだったもののその後晴れ間が出たので出かけたが、着いてみたら曇りで見えない。しかし、遅い昼食を取った後には、少しずつ姿が見えてきた。写真を撮っている間にも…

畑と柱

住宅地が点在する場所にある畑には柵があることが少なくない。それが破損してそのままになっていることもまた少なくない。 今日は仕事が休みで良く晴れていたので、単車でプラッと出かけた。後ろに次女が乗った。日曜日なので峠道にも車や単車がよく通った。…

麦秋

これは数年前の写真で、一か月ぐらい後の時期のもの。麦秋とは、秋という字を使うが実際には二十四節気の小満の頃のことで、今から凡そ一か月ぐらい後のことだ。 では、なぜ本来よりもひと月も早いこの時期に麦秋としたかというと、「麦秋」という映画を観た…

トウダイグサ

我が家から北に行くと所謂山の麓の集落になるので、土地に段差が多くなる。そんな場所の法面にトウダイグサが群落を作っていて、同じ方向に頭を垂れている様子は面白かった。それはまるで道を歩く人にお辞儀をしているようで、なかなか礼儀正しい植物だな、…

青空と若葉

今日は二十四節気の「穀雨」だ。木々から急激に若葉が芽吹いて山を黄緑色に染めている。サクラの時期が終わり、雨が多くなった。暦はよくできている。 一昨日、車をピカピカに磨き上げたのだが、今日既に鳥の糞が二つも付いてた。木々に囲まれた職場は良さそ…

ノアザミ

多分、ノアザミ。葉に固いトゲトゲがいっぱいあるから触りたくない。でも、花は濃いピンク色で綺麗。蝶や蜂はこの花の蜜が大好きなようで花が咲くと寄ってくる。でもこの株にはまだ花が無いから来ていない。今の段階は、まるでウルトラセブンの第2話に出てく…

若葉に来たナナホシテントウ

カラスノエンドウの葉が出始めた。すると、どこからかナナホシテントウがきて他かっていた。もうアブラムシも出始めただろうか。 昨日の午後から雨になり、風が吹いた。今朝はひんやりとした空気だったが、昼には暑くなった。こういうのは体に応える。午前中…

精進湖より

今日は富士山を見に出かけた。 午後から雨降りの予報だったので、子供を学校に送り出してから早めに出かけた。精進湖では湖面に映る逆さ富士を見ることができた。でも、次に行った河口湖畔からは湖面にさざ波が立ち富士の姿は映っていなかった。

荒地に咲くスイセン

スイセンが一株だけ生えて咲いていた。もともとは家があったところで、それが解体されて更地になった場所だ。きっと一連の工事を潜り抜けて生き残った球根が芽生えて花をつけたのだろう。とすれば、元々ここにあった家の住人が植えていたスイセンの生き残り…

サザンカとネギ

サザンカの花びらが散って畑の隅っこを染めている。手前にはネギの苗がずらっと植えられた。

護岸内の河岸

相川のこの辺りは深い護岸になっている。その底には細い川が流れており、岸辺はすっかり緑色になった。菜の花の黄色が良く映える。 川面には橋の上に立てられている色とりどりののぼりが映っていた。

甲府盆地北奥部からの富士山

パソコンの調子が悪くなっていた。もうかなり前からになるが画面の開き具合によって画面の表示がチラついたり消えたりというものだった。修理に出すのも面倒だったので騙し騙し使っていたのだが、症状は次第に悪化していった。そして最後はどうやってもきれ…

透けて見える稜線

葉が茂る季節には木々のてっぺんを結んだラインが稜線になるのだが、葉が落ちて木々が裸になってしまう晩秋から初春にかけては本当の稜線が透けて見えてしまう。「話を盛る」という言い方があるが、これは本来の事象に対してそれが聞き手において余分に大き…

ホトケノザ

まだ張る遠い寒い頃から陽だまりで花をつけているホトケノザは、その時期だけでなく暑くなっても花が続く花の頃の長い植物だ。でも、1つの株で長く花が続くわけではなく、花の時期に何度も世代が変わる。写真手前の茶色い部分は、葉が枯れてしまったホトケノ…

スイセン

何年か前、小学校だか中学校だか忘れたが、家庭科の教師がニラと間違えてスイセンの葉を摘んできて調理実習で使わせて中毒者を出したという事件があった。毎年この時期、咲き誇るスイセンの花を見るとこの事件を思い出す。子供は、たとえ先生のことは嫌いだ…

電線の鉄塔

湯村山にある鉄塔の足元に行ってみた。恐らく、家から南アルプスを見るときにいつも目立っている鉄塔だ。行ってみると、何と言うことも無い鉄塔だった。草原や湿原に立つ普通の木が周囲に他に木が無いためにやけに目立つように、この鉄塔も周囲の木々よりも…

つる植物

つる植物は、何かにもたれかかってのみ生きる命。 人は誰の世話にもならずに生きるのは、よっぽどの無人島にでもすまない限り無理なことだ。僕の場合、そういうところに置き去りにされたら、あたふたしているうちに風邪を引いて拗らせて、やがて死んでしまう…

ソメイヨシノ

サクラの季節だから一枚ぐらい載せておく。 甲府盆地の多くの学校では、昨日が入学式、今日が始業式という日程だった。そのため、今日の職場はかなり空いていた。それでも人手不足は否めず、忙しい日を過ごした。盆地の底でのサクラは八部の咲きといったとこ…

一本松

一本松というと、本来は周囲に高木が無いところで一本だけ高くそびえて目立っている松のことを言うのだろう。近所の湯村山に散歩に行ったら、コナラが多い雑木林の中に一本だけ太いアカマツが生えていた。幹の色が明るい橙色のアカマツは、くすんだ灰色の他…

スイセン

ブドウ畑の端っこに水仙が咲いていた。 サクラの花よりも一足先に暖かくなった様子を知らせてくれる花だ。 ハイキング道を歩いていると、たまに水仙が咲いているのを見ることがあるのだが、これは野生ということなのだろうか。それとも、水仙というのは園芸…

霞の向こうの山

昨日、向うの山は春霞に煙っていた。天気は15時頃まで晴れていたが、仕事が終わり通用口を出た時には雨が降り出した。愛宕山の桜はまだ咲き始めたばかりだからこの雨が花を散らすことは無いだろうと思いながら、駐車場の桜を見上げつつ車に向かって歩いた。…

サクラ

散歩中、川に張り出した桜の枝に花が咲いているのを見かけた。そろそろ花の時期だ。この写真は昨日の早朝のもの。その後、朝食を食べ通勤路に就くと、武田通りの桜並木は一分咲きというぐらいに花が開いていた。その前日にはそんな印象は無かったわけだから…

そろそろ渡り

近所の小川を泳いでいるカモがいた。後ろからはメスがきていた。やがてオスが陸に登るとメスもそれに続いた。そして、オスが羽ばたき空へ飛ぶと、メスもその後を追って行った。まるで仲の良い夫婦のようなそんな風に見えた。だいぶん暖かくなってきたから、…

梅園に敷かれた畳

落ちた梅の実が汚れないようにということなのか、雑草を生えづらくしているということなのか、あるいはここに座って梅の花見を楽しもうということなのか。まあ、どうでもよい。