富士山

初夢で見るとめでたいものとして、一富士二鷹三茄子と言うが、特にどんな夢を見たのか残念ながら覚えていない。
今日でいよいよ正月休みもおしまい。明日からは仕事だ。もっとのんびりしていたいなあと思いつつも、テレビで外国の貧しい状況などを見ると、仕事があることのありがたさを思う。
ただ、正月のテレビはつくづくつまらない。テレビ番組表を見ると、日中は駅伝とお笑いとドタバタもの。夜になるともっとつまらなくて、いろいろなタレントが出てきてドタバタするテーマのはっきりしない番組ばかりとなる。何が良いかなと思ってチャンネルを変えると、池上彰さんのところで止まったりする。一番面白かったのはドラマの「相棒」で、今日も日中は相棒の再放送をしていたのを見てしまった。
そんなわけで、昔買った「ウルトラセブン」のレーザーディスクを引っ張り出して家族で鑑賞した。職場の科学館で明日から「ウルトラマン展」が始まることもあり、少々景気付けの意味もあった。名作といわれるものが必ずしも子供(次女)に受けなかったり、僕らが普通に見ていると子供が怖がっていたりするのが面白かった。僕が子どもの頃はこんな感じだったのだろうかと思いながら見えていた。ウルトラセブンはデジタルリマスター・ハイビジョン版が出来たというからそれを見たかったのだが、残念ながらWOWWOWでの放映だったので見られなかった。
ところでつまらない正月のテレビについてだが、昔のことをちょっと調べてみると、アニメ作品第1号として名高い「鉄腕アトム」は1月1日に放映が始まっている。特撮の「ウルトラQ」の放映開始は1月2日だ。そして特撮の金字塔「ウルトラマン」も1月1日に第25話を放映している。ちなみに第25話は、レッドキング、ギガス、ドラコという三大怪獣が登場するサービスたっぷりの「怪彗星ツイフォン」だった。「仮面ライダー」1月1日に第40話を放映している。こちらは仮面ライダー1号が復活し、2号と共同戦線を張る豪華版だ。
あー、昔は良かった。