発電展示

今日も北杜市に行った。今日は長坂と清里に用事があって、その後、長坂、大泉、高根で調査をした。途中でトイレに行きたくなって、甲斐小泉駅の近くにある三分一湧水のビジターセンターみたいなところに立ち寄った。広い駐車場があって、トイレがあって、更に展示館と農産物直売所がある。今日は平日ということもあってか、主に地元の人が農産物を買いに来ている様子だった。
ここに風力発電太陽光発電の屋外展示物があった。全部で3つ並んでいて、上の写真が一番右のもの。てっぺんに風力発電装置がついている。形は翼の無い飛行機みたいで、風見鶏のようでもある。ずいぶん昔の話になるが、30年近く前にフジテレビでやっていた「北の国から」というドラマの中で、五郎さんが自作した風力発電と似ている。風力発電の下には太陽光発電がある。斜め上に向けられたパネルの上の辺には、5本の棒が斜め上に向かってつけられている。鳥が止まって糞をされるのを防止する役目なのかなと思う。
真ん中にあったのが上から2枚目の写真のもの。風力発電の形が違う。チューリップの花のような形で、花びらが風を受けて茎がねじれるような方向に回転する。発電効率の違いは判らないが、僕は上の写真のものよりも見た目が良いなと思った。この太陽光発電パネルには5本の棒がついていなかった。もうちょっと下には照明器具もつけられていた。
一番左にあったのが3番目の写真のもので、形は一番右にあったものと同じだった。これは太陽光発電パネルの下に照明器具がついていて、もっとずっと下には写真の一番下のように発電量の表示板があった。
只今の発電量は65W、今日は快晴で風もあったので、この数字は良い方なのだろうと思う。だいたい照明1個分だ。風の無い曇りの日だったらもっと少ないだろうから、照明も点かないかもしれない。照明が欲しいのはむしろ曇りや雨の日なのだが。バッテリーに溜め込めばなんとかなるのかな。この調子で発電を続けたとして、何年ぐらいで元が取れるのかな。それとも保守点検なんかが毎年必要で永遠に赤字かな。まあ、展示用のものだから発電量や経済性を求めるべきではないかと思うが。