ツバメ

18日午前、単車で櫛形山方面に出かけた。笛吹川南岸を走り、富士川橋を渡ってそのまま西へ走る。道はどんどん上り坂となり、細く急なカーブが続くようになる。やがて休耕田をいくつか過ぎたあたりで、視界がぐっと広がり集落が見えてくる。平林の集落だ。明るい斜面に家が続いている。富士山を正面にして広がる斜面だから、景色は最高だ。毎日この雄大な景色を見て過ごしたら気持ち良いことだろう。

集落の一番上の辺りに、ちょっとした食堂と公衆トイレがある。このトイレに入ろうとしたところでツバメの巣に出会った。面白いところに巣を構えたものだ。もしも何かがあってベルが鳴ったとしたらうるさくて大変だ。しかも振動に巣は耐えられるだろうか。
カメラは単車に置いて来たので、携帯電話を取り出してカメラを用意した。ツバメがなかなか飛んでいかないので撮影する時間が十分にあった。もう一枚、と思ったときにツバメは飛んでいった。すごい速さ。みるみる遠くへ行ってしまった。