電車の中

先日、広告の邪魔くささについて書いたばかりだが、数日前に電車に乗ったらこの通り。何ともさびしい限りだ。僕が子供の頃によく乗っていた京成電車も、大学生の頃に乗っていた総武線も、就職してから乗った京王線南武線小田急線も、どこを向いても広告だらけだった。天井からは週刊誌の広告がぶら下がり、窓の上の壁にはくにゃっと曲がって大学や医者の広告がかかっていた。出入り口の両側にも広告、つり革にも広告が付いていた。せめて床に広告が無いのが救いだった。電車が広告媒体として人気がなくなったということなのだろうか、つり革にも壁にも広告はなく、中吊り広告も所々に下がっているだけであった。