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ある日の散歩、鳶が飛んできた。ぐるっと回って螺旋を描きながらこちらの方に来た。一度はだいぶん地面に近づいたが、また上の方に回りながら登って行った。そして、次第に向うの方へ行ってしまった。鳶が飛んでいるのを見つけると、僕はいつも歩みを止めてその様子に見とれてしまう。