湯村山からの展望

近所の緑ヶ丘スポーツ公園に花見に出かけたついでに、湯村山に次女と二人で登ってみた。ほぼてっぺんまで歩きやすい舗装された道が続いていた。登りでも下りでもそれぞれ10人ぐらいの人とすれ違った。案外多くの人がこの山を登っていることが分かった。その多くは見たところ60歳過ぎぐらいの年配者で、スポーツウエアを着て帽子をかぶってタオルを首に巻いているところが、皆良く似ていた。
頂上は愛宕山と違って木が生えており、景色が見えるのは今頃までだろう。もう既に木々にはうっすら黄緑色の若葉が芽生え始めている。これから先は葉が茂って町の様子を覆ってしまう。今日はだんだん曇ってきたが、富士山の頂上付近は午後になっても見えていた。湯村山から見ると、人間たちの町がずっと下の方に見えるせいか、富士山はいつも以上に神々しい感じに見えた。