稲穂実る

たわわに実った稲穂が風に揺られている。でも、ぴのきよ日記のカテゴリーでは[植物]ではなく[物]になった。写真をよく見ると縦横に黒い筋が入っているのがわかるだろう。これは田んぼの様子を撮った写真では無く、田んぼの様子を撮った映像を映しているテレビ画面の一部を撮った写真。ただし、普通のテレビではなく「8K」という規格。画素数に沿って並べるとフルハイビジョン16枚分の高精細画像というわけだ。下の黒い帯は画面の縁。
映像機器の展示会InterBEEに行ったが、会場は4K一色という感じであり、3Dはすっかりどこかへ行ってしまった。更に4Kのハイスピードカメラや8Kカメラも何点か出ており、映像は更に高精細へ進んでいるようだ。
かつてのIMAXフィルムの粒子と比べるとどうなのだろう。8KはIMAXフィルムを超える微粒子になったのではないだろうか。ここ十年ぐらいの期間、2Kや3K程度のしょぼくて暗い(失礼)ドーム映像がIMAXやAstrovision等を駆逐してきたが、8Kに対しては、IMAXやAstrovision等が「どうぞ」と席を譲っても悪くない品質になっているのではないかと感じた。8Kの登場を待てずに、ほとんどが姿を消してしまったが。