防護柵

乙女高原には柵があって、中に入っては行けるのだが注意書きに戸締りをきちんとするようにと書かれている。鹿とか猪などの動物から希少な植物を守っているということだろうか。鹿は本当によく目にするようになった。猪も行動の跡がよく見られる。オオカミのような天敵がいないから、人間が何とかしない限り増え続けるのだろう。かつての柵は、野生動物から畑や果樹を守るためのものが主だったが、奥山の野生を野生動物から守るための柵が作られた。希少種やその生態系を絶やさないためには必要な措置なのだということだろうが、なるほどと理解して顎を降ろすほどにも納得しきれない気分。