昨年夏の海洋道中に参加した中学生たちの作文が、団体として功労賞を受賞(上の写真)したということで、その山梨地区表彰式に出かけた。受賞した海洋道中参加の中学生の皆さん、おめでとうございます。僕は残念ながらそれらの作品を読む機会が無かったのだが、きっと八丈島でのことが書かれているのだろうなあ。
今日は何人かのメンバーが久しぶりに集まったので、賞状を中心にして集合写真(下の写真)も撮った。今日参加した皆さんで写真が欲しい人はここをクリックして僕にメールを送ってください。数日中に写真をつけて返信します。
もう早いもので、海洋道中の後に行った事後研修会からも半年が過ぎた。だから次の海洋道中のほうが近くなった。次に僕が行くのかどうかはわからないが、名物指導者のタイソンさんはきっと行くだろう。
表彰式ではそのタイソンさんの講演もあった。テーマは食育に関するものだった。何を話すのかなと思っていたが、最初のスライドが出てきて、それが海洋道中。海洋道中の炊事の写真などを次々と見せて、それ自体が食育だったということを紹介する内容だった。その中で彼は「足るを知る」という言葉を使っていた。これは大人になってもなかなか難しい。我が家の小さい娘はつい欲張って好物やお菓子を残してしまうことがある。僕はそういうときにしかるけれど、もしかしたら僕に似たのかもしれない。
せっかくなので海洋道中のときの炊事の様子を1カット。二つの鍋をかまどに載せて料理をしている。炎が鍋を包む。かまどはキャンプサイトにある石を拾って集めて積み上げ、土を水に溶いた泥で隙間を埋めて作ったもの。タイソンさんの教え通り前日に出た紙ごみを炊きつけとして利用し、息を吹きかけ火をおこす。薪は八丈島の人たちが用意してくれたもの。土地の狭い八丈島にあっては、薪は大変貴重なものだ。