待ち時間のコーヒー

7月に購入して気分よく乗っているプントだが、数日前からスパナのマークが表示されて消えなくなった。どこかが調子悪いわけでもなく、取扱説明書を見てもそのマークについての記載が見当たらない。ちょうどオイル交換の時期でもあったので、山梨県で唯一のフィアットの代理店(ディーラー)に行った。
接近中の台風27号と秋雨前線の影響で昨日から曇り空だったが、ぽつりぽつりと雨が降り出した頃に到着した。受付の女性にオーダーを告げると「あちらでお待ちください」と奥の椅子を示された。受付のすぐそばにはアルファロメオジュリエッタが置かれていて、椅子のそばにはミトがあった。更に、フィアット500が2台とパンダがあったが、プントは無かった。すぐにメカニックの人が来てくれてオーダーの中身を尋ねられたので、もう一度車に言って説明したが、とても丁寧に聞いてくれたので好感だった。
ジュリエッタやミトの車内を覗いてみたが、プントとの共通部品が多い。特にミトはかなり同じところがある。それでもいろいろ造りがプントよりも豪華だ。シャーシやサスペンションも共通だったと思うし、エンジンの排気量や寸法も同じだからヘッド以外はは一緒かなと思う。というわけで、今後は中古のフィアットプントに乗りつつもアルファロメオミトに乗っている気分で運転することにした。貧乏人ならではの効果的な満足の得方だ。
やがてコーヒーを出してくれた。カップにFIATとあった。そして置かれていた車の雑誌をしばらく見ていると、作業がようやく終わった。スパナマークは何万キロかを乗ると表示されるもので、消すためにはメンテナンスのためのチェッカーを繋いで何やらしないと消せないのだそうだ。つまりユーザーサイドでは消すことが出来ず、ディーラーさんに行かなければならない。そして手数料がかかるという仕組み。でも、チェッカーで車の状況が確認できるのだそうで、それはそれで安心だ。
ガソリンの値段も下がってきたし、明日からアルファ気分で出勤。