聖火

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バラの品種名はカタカナのものが多いのだが、これは漢字で「聖火」だった。指を開いた掌ぐらいの大輪の花で、迫力があった。来年は東京オリンピックなので、名前が時節に合っている。この品種はつる性のものなので、自立でなく何かにもたれ巻き付いていなければならない。今どきのオリンピック選手も一人で何もかもというのはほとんど不可能なようで、多くの選手は競技後のインタビューで、お世話になった皆さん云々、と言っている。もたれ掛かりながらも大輪の花を咲かせようとする、それがオリンピックの実情であるようだ。バラの聖火は大輪が故に株に対して花の数は少なかった。