小川の橋

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湯村温泉にある小川と、そこに掛かる小さな橋。晩秋のある曇った日、小川には水がほとんど無く、そこのブロックが目立っていた。護岸と家の壁に這ったツタの葉はすっかり枯れ落ちた。看板に赤い橋と名前があり、よく見るとその橋の欄干は赤い色にペイントされているが、それがすっかり色褪せ多くが剥がれ落ちてしまっていて、そばにあるモミジの赤さに負けている。歴史あるこの温泉街はだいぶん寂れてしまっていて、いくつもの宿が廃業している。