ヒルガオの群落

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ヒルガオ三連発の最後は、群落。葡萄棚の下にずっと先の方までヒルガオの花が群れて咲いている様子が見えた。 フランス映画の"昼顔"は、夫に隠れて娼婦をする妻。そのオマージュ作品の日本のテレビドラマの"昼顔"は不倫する妻。植物の"ヒルガオ"は冬になれば枯れてしまう。見た目からは夏の生気はすっかり消え失せてしまう。しかし、実は地下茎が生きており、翌年になるとそこから再び地上に芽を出すのだそうだ。しかも、少々切り刻まれても負けずに芽を出すというしぶとさもある。ヒルガオ花言葉は「絆」、何とも意味深長だ。映画とテレビのテーマ、植物としての特性や花言葉、そんなことを思いながらこの花の群落を見ると、空恐ろしい気持ちに襲われる。