日食半日前

半日後に反対側から出てきて日食となる太陽が、今日の日暮れには少々変わった夕焼けを見せた。
今日はスカッと気分転換をしたくて、家に帰ってから散歩に出かけた。娘たちを誘ってみたら二人ともついて来た。土手の上を歩きながら話をしたりふざけあったり。日中は朝からずっと曇りだったので、空は夕焼けにならない。折り返してからの帰り道では、ふざけ過ぎた次女がとうとう転んで泣き出してしまった。「ついてない日はこんなものか」と、今日という日をわずかに恨み、泣く子をなだめすかしながらのんびりと歩いていた。ようやく娘が泣き止んだ頃、西の低空が赤く染まり、川面にもその色を落としていることに気がついた。こんな日にも最後には少し日が差してくれた。このところ夕焼けや太陽の写真が多くなったが、やはり金環食が気になるようだ。明日はどうなるだろう。