巣ごもり生活は何かと運動不足になりがちだ。そんなわけで人が少なそうな道を狙って人が少なそうな時間に散歩をする。写真は、先週撮ったツツジ。三色が並んでいた場所を切り取った。実際にはずらっと並んで豪勢だった。ただ、この場所は思いのほか人がいた。コース取りのミスだ。今日は夕方になってから山側の田舎道を歩いてきた。南の芳香が正面になった頃、街にはたくさんの明かりが灯り、空はだいぶん暗くなった。自然にそちらの方を見ていると、スーっと1秒半ほどの時間をかけて火球が飛んだ。金星ほどではないがシリウスよりも明るかった。うっかり時刻は記録しなかった。飛んだ軌跡を辿るその先にはうしかい座がある。調べてみるとうしかい座関連のマイナーな流星群がいくつかこの時期にあるようだ。黄昏時の空に見た火球に得したような気分になれた。
