月食観察

一昨日の月食観察は、子どもたちにも見せてあげようと思ってベランダで実施した。でも写真も撮りたいし、観察も楽にしようと思って赤道儀を組んだ。写真で見ると分かるけど、上の階のベランダとけっこうギリギリだった。なんとか行けるかなと思ったのは大きな見込み違いで、食が進むうちに先ずファイダーの視界が上の階のベランダに遮られた。仕方なく、一度鏡筒を取り外して赤緯軸にプレートを取り付けて鏡筒を南よりにオフセットして付け直した。でもやはりヤバそうだ。これはダメだ、と意を決めて脚の一本を伸ばして赤道儀を傾けた。こうしてなんとか皆既まで観察することが出来た。でも、子どもたちはあんまり関心を示さず、あまりベランダに出てこなかった。

ところで、今年の漢字というのが発表された。先月のぴのきよ日記で書いた予想はバッチリ的中だった。「絆」が今年の漢字だそうだ。僕としてはやっぱり今年には「水」の方がふさわしいと思う。で、その絆の字を書いた僧が、一番最後のところの真ん中の縦棒をまっすぐ下に向かって書かずに、最後のところでクニャっと上に向かって戻してひん曲げたのがキモかった。この今年の漢字ってのを主催していた漢字検定協会とかいう団体も、曲がったことをしていたとかで何年か前にお縄に掛かったりしたことを思い出した。