久しぶりの快晴

涼しくて、先週の北海道の空気をそのまま持ってきたような朝、そして日中は晴れ渡り涼しい風が吹いた。
甲府市の小学生は今日が夏休み最後の日。明日の始業式に向けて、次女は宿題の最後の追い込みだ。そんなの北海道に行く前に終わらせておけよ、とも思ったが、その頃は暑かったからなかなか進まなかったのだろう。僕も仕事が休みで家に居たようなときは、何もする気になれなかった。
最近で言うと2010年は暑い夏だった。今年はそれをもっと上回って暑かった気がする。こういうときには、まるで鬼の首を取ったように「異常気象」だと叫ぶような人をテレビ画面の中に見ることがある。ところが、その人の説明が始まると、偏西風の蛇行があって太平洋高気圧の勢力が云々と、いたって正常な気象の振る舞いを解説している。毎年ピッタリとスケジュール通りに気象が進む「ジャスト平年」みたいな事のほうが、年によって平年値からのブレがあることよりも、よっぽど異常ではないかと思うがどうだろう。来年の夏が、もしも梅雨明けが7月末頃になりその後台風が連発すれば、これまた異常気象を叫ぶのだろうか。本人が目立つための言葉なのか、テレビ局側からの要請で言っているのかはわからないが、信用して視ている側からすれば、天気予報については奇をてらって人目を引くようなやり方ではなく、最初から最後まで誠実にやって欲しいと思う。
ところで、雨がちの冷夏では家の中に居なければならないことが多いし、宿題が進みやすそうに思う。反対に今年のような酷暑では、宿題なんかやってらんないという状態になってしまう。ひょっとして冷夏と酷暑では、夏休みの宿題提出の状況に違いがあるのではないだろうか。