サッポロビール

真ん中にあるのは北海道限定販売の「サッポロクラシック
山梨のスーパーマーケットや酒屋さんでは売っていない。というより、そもそもサッポロビールが山梨の酒売り場に占める棚の幅が狭い。エビスはあるのにサッポロ黒ラベルすら無い店がある。「男は黙ってサッポロビール」というキャッチコピーがかつて有名だったが、カッコよく黙っているうちに棚幅が減ってしまったか。
でも仕方ない。今のサッポロビールは国内シェア第4位だというから。僕が若い頃は1位がキリンビール、2位がサッポロビールで、3位がアサヒビール、4位は万年最下位と言われたサントリーだった。それが今ではアサヒビールはもとよりサントリービールにまで抜かれて最下位に落ちぶれてしまった。棚の幅が狭まったのもあたりまえだ。
でも北海道では違う。サッポロビールが一番広い幅を構えている。黒ラベルもクラシックもエビスも何本分も幅がある。ハゲタカファンドにだいぶん株を買われてしまい、しばらくの間辛い思いをしたらしいが、これからは盛り返して欲しいものだ。
でも、僕が出会った北海道の人は、ビールを飲む人が少なくて、日本酒や焼酎ばかり飲んでいる。北海道のあちこちにビール園があるというのになあ。まあ、僕としてはビール園につきもののジンギスカンはもう食傷気味なんだが。