携帯電話の機種更新

いくつかについて訂正した。
・8月4日 「4日目の朝」、ダブっていたの削除。
・8月5日 「サバイバル踏破」3班のダブっていたのを削除。
・8月6日 1班の写真を90度回転。
・8月8日 「撤収の日」晴れ、としたのを曇りに訂正。
でも、1班の写真がどうしても直ってくれない。ごめんなさい。

それから、僕のこのブログでは、深夜0時ではなく朝6時が日付変更点になっている。だから、サバイバル踏破のスタートや早朝釣りが前日の日付で入っている。ご注意されたい。

さて、
あれ以来電源が入らなくなってしまった僕の携帯電話をドコモショップに持っていってみた。でも、修理するとなると5万円もかかるということで、あきらめて機種変更するよう勧められた。その場で様々な機種を勧められたのだが、とりあえずはカタログをもらってから、帰ってじっくり検討することにした。
カタログの他、メーカーのウェブサイトや使用者のブログを見て、一晩検討の結果、防水性能、カメラ、速さなどから、F-09cに決めた。写真の右が死んでしまったP-906i、左が新しく買ったモノ。

ところで、
水没の状況について知りたい人もいるかと思うので、ここでやや大げさにカミングアウトしてみる。
8月4日、公民館の2階で漁協の奥様たちに振舞って頂いた美味しい料理を食べた海洋道中一行は、スノーケリングのために底土港に向かった。この日は海がしけのため、残念ながら午前中のクルージングが中止となっていた。午後のスノーケリングも心配されたが、防波堤に囲まれたおかげもあって、幾分波は穏やかだった。しかし、空には次第に雨雲が押し寄せてきていた。
指導者たちは陸上監視と海中監視に別れ、生徒たちの安全を見守る。僕は前半陸上監視の担当だった。本部にいる保健担当指導者のサリーからトランシーバーを受け取り、指定の場所へ移動。やがて海に入り始めた生徒たちの写真をケータイのカメラで撮影した。もちろんブログアップのためだ。
時折、本部から人数確認の指示が入る。波があって数えづらい状況であったが、目を凝らして確認し、報告を入れる。
折から強い風が吹いていたが、一瞬、空は更に掻き曇り風が冷たく変わった。そしてスコール。シャワーのような激しい雨のなか、左手にはトランシーバー、右手にはケータイがあった。トランシーバーは県の備品、つまり県民財産だ。僕は風上に背を向けた。それでも激しい風は肩を回り込み雨を連れてトランシーバーに降りかかってくる。僕は右手にあったケータイを海パンに挟み込み、空いたその手でトランシーバーを包み込んだ。風雨は冷たく、震えるほどだった。
やがて雨が止み、本部から再び人数確認の指示が入った。トランシーバーは無事だった。しかし、このようなスコールが再び襲った。僕は同様にしてトランシーバーを守った。
そして休憩時間、陸上と海中の監視が交代する。僕は本部に戻りトランシーバーをサリーに返した。僕が88万県民の貴重な財産であるトランシーバーを、身を挺して守り切った瞬間だった。
そして海中監視。僕はフィンやスノーケルを着け、タイヤチューブを身体に縛り付けて、生徒たちの後ろについて海に入った。そのときには大事なことを忘れていることに全く気づいていない。なにかのきっかけで右の腰あたりに異物感を感じるまでは。

結局、ブログで海洋道中の様子をお知らせするという試みは、高くついてしまった。
水没の段階で気持ちはとても落ち込み、ブログアップなんてやめてしまおうとも思ったが、そんな中途半端は大きな後悔に繋がるだろうと思い直し、携帯電話を貸してもらったり、家に電話をして設定変更をしてもらったりと、人にお世話になることで最後まで続けることが出来た。
本当にありがとうございました。

追伸。携帯電話は壊れてしまったが、MicroSDカードのデータは無事だった。P-906iが最後に記録したスノーケリングの画像が下記。