モーニング

先々週、名古屋に出張したときのこと。どうせ行くなら名物を食べようということで、ホテルは2泊とも朝食無しの素泊まりにした。名物を食べるというと晩飯というのが相場だが、それはそれとして朝食も目的だった。名古屋名物、喫茶店のモーニングだ。
初日の朝は薄暗いうちに目が覚めたので、ちょっと遠出で名古屋城まで歩いてみた(2月8日の日記)。その散歩のホテルまでの帰り道で喫茶店に入り、初日のモーニング。ハムチーズサンドのトーストだった。
二日目の朝は、前日に先輩のSさんとたっぷり飲んだので、さすがに早起きは無し。ホテルに近いところにあった喫茶店でモーニング。それが写真のもの。コーヒーに厚いトーストとゆで卵がついて380円だったかと思う。
茶店は朝からどちらも混んでいた。特に初日はまだ7時ちょい過ぎの早い時間にも関わらず、これからオフィスへ出勤するというような服装の人たちが、満員の状態でモーニングサービスを前にして座っていた。始業時間が早い会社、時差出勤の会社、フレックスタイムの会社、24時間不夜城の会社、いろいろな理由で朝早い出勤をする人がいるのだろう。
それにしてもみんな案外のんびりしている。僕の場合、それから1時間半もの余裕があったのでかなりのんびり座っていたが、それでも僕より先に来ていたのに僕が帰るときにまだ座っていた人がいた。店に置いてある新聞や雑誌を読んだり、携帯電話で何かやっている人、中には本腰入れて文庫本を読んでいる人もいた。二日目の喫茶店は1時間遅い時間だったが同じようだった。