ど根性ペチュニア

道路のアスファルトにあるわずかな隙間から生えた植物を「ど根性・・」と呼んで喜んで報道各社が取り上げていた頃があった。ダイコンやらサクラなどは特に持ち上げられていた。中には、それを抜かれただの折られただので大騒ぎしてニュースで取り上げていたこともあった。今思うとちょっとバカバカしい気がしなくもない。ペチュニアは園芸種だから花が咲いているとど根性に思える。でも、花が無ければハハコグサみたいな見栄えのしない葉っぱだし、きっと踏みつけにされることだろう。このペチュニアは、下の写真にあるように、すぐそばの家の生垣で見事に咲いていたから、ここらが出所だろうかと思う。
ところで、ペチュニアの日本名は「ツクバネアサガオ」というらしい。想像するにアサガオの形の花で筑波山の裾野に形が似て、というような命名の理由だろうか。でも、原産地は南米でナス科だというから、筑波も朝顔もずいぶん遠い。